年末も近づいてきて、年始には初詣に出かける方も多いのではないのでしょうか。
「伊勢神宮」でのお参り予定の方も多いはず。
私は先日、一足お先に友達に連れられて10年以上ぶりに「伊勢神宮」へお参りに行ってきました( `ー´)ノ
その友達が、一人でお伊勢さん行くぐらい、「通」だったらしく、その時に、お参りの仕方や豆知識など、
ど素人の私に色々教えてくれたので、それを共有していきたいと思います~♪
みなさん、きっと「おかげ横丁」が近い、「内宮」にお参りに行くのが多いはず。
私も「外宮」は生まれてこの方、行った記憶がありません。
今回も、内宮へお邪魔しました。
みなさんもご存じかと思いますが、天照大御神を祀る皇大神宮を一般的に内宮と言います。
天照大御神は、皇室の御先祖で、太陽をはじめ光や慈愛、真実などを象徴する最も尊い神様と言われています。
宇治橋(うじばし)
内宮の入り口「宇治橋」で一礼をし橋を渡ると、辺り一面の玉砂利道が現れます。
ずーっと歩いていくと、心がスーッと軽くなるような、そんな気持ちのいい空気で包み込まれます。
ホントに長いこと歩くのですが、やはりそこは「神域」なのでしょう。足取りも軽く、すぐに一つ目のおススメスポットに到達します。
手水(ちょうず)舎
神社に赴く前に禊(みそぎ)を行う場所と言われています。
みなさんご存じかと思いますが、柄杓で水をすくい、両手を清め、口をすすぐ場所です。
ですが、今回そこには向かいません。
その先にある、神宮内を流れる五十鈴川。そこでお清めをしました。
そこは魚がたくさん泳げるほど、綺麗で神聖で透き通った水が流れていました。
反対側に目をやると、ちょうど紅葉も見ごろ♪
この日は天気も良かったので、青と黄色と赤のコントラストが最高でした( *´艸`)
瀧祭神(たきまつりのかみ)
清めの川を後にし、右に進むと最初の神社へ。
瀧祭神は、横を流れる五十鈴川を守る水の神様。内宮(正宮)参拝前に、ここでお参りをすると、天照大御神に願いごとを取り次いでくれると言われています。
ここで豆知識①
お参りの仕方は二拝二拍手一拝
というのは皆さんご存じだと思います。手の合わせ方もあるんだって!
拍手の際は、右の指先を少し下にずらし、お願いごとをした後にずらした指先を元に戻し、最後の一礼をするのがマナーのようです。
もう一つ豆知識②
お賽銭の種類について。
神社とお寺、投げるお賽銭も違うようです。
神社は、1円や50円、100円などの白いお金、
お寺は、5円や10円のような赤いお金を投げるようです。
今まで気にせず入れていましたわ~。
ただ、10円と500円はあまり縁起が良くないとも言われています。
10円「とおえん(遠縁)」とも呼び、縁が遠のく
500円は、これ以上の硬貨(効果)はないと言われています。
まあでも、決まりではありません。言い伝えなので、自由でも良いのかなとも思います。
神に守られているような参道
瀧祭神を出て順路通り進むと、そこはマイナスイオンの世界。
沢山の木に囲まれて、邪気を払ってくれそうな、そんな感覚になります。
少し歩いていくと、またも橋が。
風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)
別名「五十鈴川御橋」と言うそうです。
橋の前で一礼、橋を渡ると風日祈宮に参拝することができます。
社殿を持たない神社「四至神(みやのめぐりのかみ)」
神楽殿のすぐそば、ひっそりというわけでもなく、堂々と縄で囲われている不思議な場所があります。
ここは大宮の境界を守護している神様と言われています。
看板などは一切ありませんが、不思議と足が向きました。
四至神を後にし、ついに正宮に
と思いきや、ずらーっと行列が。
丁度「新誉祭」という儀式の日でした。
新嘗祭(しんじょうさい)とは、
収穫されたその年の新穀を神様にお召し上がりいただく儀式の事らしいです。
白衣をまとった神薙の方たちが正宮まで歩いていくのが見えました。
私たちもとうとう天照大御神が祀られている正宮「皇大神宮」へ
偉大な力を感じました。
ここで豆知識③
お参りの際は、住所と名前をしっかり伝えること。
沢山の参拝者がいる中、場所が分からないと願い事も叶えに来れないそうです。
わたしもしっかり、住所と名前を伝えてきました。
住所を伝えているので神様が家に来てくださいます。
友達曰く、その際物音がしても絶対に怖がったらダメ!必ず感謝を述べる事!とのことでした。
了解しました!!( `ー´)ノ
正宮の中は撮影禁止でしたので、公式サイトをご確認ください。。。
皇大神宮(内宮)について
正宮をでて、「別宮荒祭宮(あらまつりのみや)」へ
その途中、触るとご利益があると言われている大木があります。
ただ、現在は写真のように、触れないようになっています。
なので、木の前で手を合わせてきました。
踏まぬ石
そこから更に「荒祭宮」へ向かうのですが、その付近にも知っておきたいポイントが
荒祭宮の正面の階段に、なんとも不自然な位置に石が。
これが踏んではいけない石「踏まぬ石」とのこと。
何故踏んではいけないのか。
石の割れ目が、「天」という文字に見えるからだとか。
うっかり踏んでしまった人が、足の病気を患ったとか、けがをしたとか色々言われているみたいです。
気をつけましょうね( ..)φメモメモ
神に仕える馬「草新号」
荒祭宮で参拝を終え、帰路をたどるのですが、
歩いていると右手に御池、正面にはお馬さんが見えてきます。
お馬さんは、運がいいと見れますが、この日私は会うことができませんでした。。。残念。
友達が以前会えたお馬さんの写真載せておきます☆
そこから左へ
見えてくる参集殿の正面のお庭には小さな池が。
小ぶりな池のわりに、大きな金色の鯉が泳いでいました( *´艸`)
そして神宮出入り口の橋「宇治橋」へ
橋は必ず「右側の端」を渡るのがルールですよね。
ここで最後の豆知識④
帰りの擬宝珠(ぎぼし)の中に、橋の安全を祈って「餐土橋姫(あえどはしひめ)神社の萬度麻(まんどぬさ)」が収められているものがあります。
注意してよく見てみると分かるのですが、帰り側の最後から2番目の擬宝珠は、文字が刻まれており、さらに色も他のものと違います。
そう!これがそうです。
この擬宝珠に触って帰ると、「再び伊勢神宮を参拝できる」、「帰宅の災厄から守ってくれる」と言われています。
なので、ここは必ず押さえておいた方が良いポイントです。
長くなりましたが、参考になりましたでしょうか??
伊勢神宮にはまだまだ知らない事が多く、何度訪れても新しい発見がありそうです。
今度は外宮にも行ってみたいと思いました(‘ω’)ノ